ボリュームラッシュのfanを上手につくるためのコツ
fanがうまくつくれない、と悩まれる方に、
講師の遠藤先生からいくつかポイントアドバイスを動画と併せて確認してみましょう。
有限会社ビーナスフォート 代表。
ビューティープロダクツセミナー・ボリュームラッシュの技術理論講師。広島でサロン・ビーナスフォートを2000年より運営。高い技術力と長年の経験から多くの顧客を持つ。
いち早くボリュームラッシュに取り組み、2015年のFrankie Widdowsのトレーニングのため渡英したのを皮切りに、イタリアのトップトレーナーYuliya Sydyakina氏 、再度渡英し、 LONDON LASH のHanna Putjato氏、世界的トレーナーであるロシアのPolina Glebanova氏と数多くの海外トレーナーに師事。

ボリュームラッシュのfan(ファン)をつくる前に注意しておきたい3つのこと
今までのエクステとは異なるポイントを抑え、きちんと下準備をしているかどうかで、施述のスムーズさが変わってきます。つまづいている方は一度見直してみましょう。
シングルの場合は鉛筆を持つように握り人差し指と中指に力いれていましたが、ボリュームラッシュの場合、薬指までツイーザーにあて、薬指にしっかり力を入れつかみます。
ボリュームラッシュで使用するツイーザーでエクステの粘着部分には触れないようにしてください。
極細のエクステを扱うので、ほんのわずかな汚れや粘着でエクステが自由に動かなくなる場合があります。
静電気などで仮毛同士がくっついているのを、事前に離しておくと、綺麗にエクステが広げやすくなります。
ツイーザーでエクステを軽く挟み、横に滑らせるように動かします。

ツイーザーにあったピックアップ技法を選ぶ
ツイーザーやシートの粘着によって、技法を変えていくことがボリュームラッシュの上達の秘訣です。ここではツイーザーに適したピックアップ法をご紹介します。
鋭角な先端と肉厚な刃面を活かして、多めの本数を掴むピックアップに。
エクステの真ん中よりやや上めを掴み、手前に優しく引きます。シートとエクステとの接着を20%程度残し、右側に倒します。
シートに接着しているエクステの根元の、手前側から優しくツイーザーの先端で掻きます。
刃先のシャープさを使って、一本ずつわけていく技法に。粘着シートを使う技法は初めての方におすすめ。
エクステを束で取って、やや弾力のある粘着シートの上に置きます。刃先で左右に動かして一本ずつ広げます。

崩さずfanを掴む
せっかくつかんだfanが崩れてしまわないように、ちょっとしたコツを覚えておくと役に立ちます。多少根元が開く程度は、グルーをすくった時に調整が可能です。
シングルの場合は鉛筆を持つように握り人差し指と中指に力いれていましたが、ボリュームラッシュの場合、薬指までツイーザーにあて、薬指にしっかり力を入れつかみます。
ツイーザーを差し込む角度は、ツイーザーから飛び出したエクステの毛先が三角形を描くように入れるとしっかりと挟むことができます。
このようにクロスしてしまうと、まつげへの接着面にバラつきが出てしまい、持続力の低下につながります。